渋川市の伝承(112話)
- 北京の屋敷に響いた亡母の下駄
- 屋根職人の首から出た青い火の玉 — 半田
- 隣家の戸口に消えた戦死者の人魂 — 古巻西国分
- 信心で乳が出た七十三歳の老婆
- 汽車とぶつかりっこして死んだタヌキ
- 十三番目のカーブに出る首なしライダー — 伊香保町伊香保
- 舟戸から樽のカーブで轢かれた大入道のイタチ
- 小麦を背負って大門を入る老人 — 柏木(極楽寺)
- 手の甲の墨と生まれ変わりのKさん
- 西の家と思った人魂は我が家の祖母の死 — 半田
- 便所を出て自分の人魂を見た女 — 行幸田
- 懐から飛び出した人魂と二日後の死 — 行幸田
- 葬式の支度中に頭が動いた死者 — 行幸田
- 葬式の支度中に息を吹き返した嫁 — 行幸田
- 向こう岸へ渡れなかった大病人の臨死体験 — 中村
- 馬に蹴られて花野から呼び戻された男 — 石原
- 足の甲の墨が曽孫のあざに — 半田
- そばを通った人へ移った死神 — 祖母島
- 八木原駅近くの手をつけてはならない地 — 八木原(古巻農協)
- 椿を掘った二人が死んだ天神山 — 川島北原(天神山)
- 盆迎えの登山前に水垢離をとる精進場 — 行幸田
- 五百巻では足りなかった稲荷の祈禱 — 半田
- 東向きの鳥居を十五社めぐる武運長久の願
- 既成宗教の下に澱む民間信仰
- 墓の土で消す生まれ替わりのあざ — 半田
- 観音田・死田など耕すとたたる忌地
- 三十三年で神になる屋敷の祖霊 — 行幸田
- 湯立てで占い死者の言葉を伝えた巫女イチコ
- たび重なる大火が広めた秋葉信仰 — 金井宿
- 早春の的で豊凶を占う早尾神社 — 半田(早尾神社)
- コレラを退ける百万遍の念仏 — 行幸田
- 刀に手をかけられて逃げた人魂 — 半田
- 田の上を飛んでいった水死者 — 川島
- 首を伸ばし久保田川で貝を拾う老婆 — 川島(久保田川)
- アブになって飛び歩いた魂 — 祖母島
- 境橋から殿貝戸へ飛んだ光る玉 — 祖母島殿貝戸(境橋)
- わら屋根から桑畑へ落ちた赤い玉 — 有馬
- 東京から屋敷へ帰った青い人魂 — 行幸田
- 金色に輝く滝つぼと御岳行者の修行 — 行幸田寺山(不動の滝)
- 元の場所へ戻る手川の馬頭様 — 石原手川(手川の馬頭様)
- 耕す家に病人が絶えない西行塚 — 半田東原(西行塚)
- 買えば不運が続く観音田 — 半田下川原田(観音田)
- 若宮八幡の焼け跡にできた死田 — 半田(早尾神社)
- 耕せばたたるという山伏田 — 八木原(山伏田)
- 耕せば死人が出る葬礼田 — 渋川大石(葬礼田)
- 誰も小作したがらない比丘尼田 — 行幸田畑中(比丘尼田)
- 目が縦に割れたオサキと占う老婆 — 祖母島大原
- 床下へ鉄砲を撃つ狐つき — 祖母島
- 三本辻へ送り出した憑きもの — 有馬
- 便所の踏板で試す狐憑きの見分け — 行幸田
- 船尾の谷でぼた餅を食べた神かくし — 八木原
- ノッタまま戻らなかった春さん — 行幸田
- 稲荷がのり移る初午の目隠し相撲 — 祖母島下里(橋場稲荷)
- 羽黒権現遊びで言い当てた親の姿 — 半田
- 豊川稲荷を呼ぶ箸と鏡のコックリさん — 中村
- 白狐に小便をかけて高熱を出した子 — 渋川(坂下稲荷)
- 五輪様をけなした先生の妻の病 — 半田(オコリ墓)
- 若宮八幡を動かして狂った地主 — 川島上川島(若宮八幡)
- 祖先の霊を語らせる巫女イチッコ — 行幸田
- 蚕の当たりを告げる半田の加藤 — 半田
- 奥座敷の畳を立てる弓矢の悪魔払い — 石原諏訪ノ木
- 失せ物も当てる寄居町の笠間稲荷 — 渋川寄居町(笠間稲荷)
- 水沢山へ登る前の手川の精進場 — 石原手川
- 行者が身を清めた有馬の浄身場 — 有馬堂貝戸
- 評判を呼んだ下郷の祈禱師千木良 — 渋川下郷
- 病人を治した大崎の中座 — 渋川大崎
- 陰陽石を前に据えた小河原のべべ観音 — 上白井小河原(べべ観音)
- 勢多郡八崎にある同名のべべ観音 — 北橘町八崎(べべ観音)
- 守り神の大蛇を撃った樽の酒屋 — 赤城町樽
- 三隣亡を祀る家と近隣の石塔 — 渋川
- 四十二貫の石を川へ投げた越後屋の老人
- 千巻経を移した行幸田の千が窪 — 行幸田南原(千が窪)
- 朝日の長者と夕日の長者の石 — 北橘町下箱田(長者久保)
- 夜明けに投げ捨てられたもっこと一番山 — 行幸田
- 子持山と榛名山の雷神のけんか — 中郷
- 軽石とバラを投げ合う赤城と榛名 — 北橘町八崎
- 陸稲の縄で縛られた赤城さま — 北橘町上箱田
- 嫁入りを厭い沼の主になった姫 — 上白井
- 岩櫃城を売った老女と榛名の主 — 横堀
- 二歳児を連れて入れぬ伊香保の湯 — 伊香保町伊香保(伊香保温泉)
- 湯前薬師から伊香保へ移った湯 — 行幸田(湯前薬師)
- 湯とともに移った湯の上の観音 — 伊香保町水沢
- 箸が根づいて生えた二本松 — (二本松)
- 真二つに割られた弁慶の長刀石 — 北橘町真壁下真壁(弁慶の長刀石)
- 水を惜しんだ町に出ない水 — 金井上ノ町(おふろ山)
- 弘法大師が独鈷で出した水 — 上白井
- 手まり歌が示すありなし塚の黄金 — 有馬(ありなし塚)
- 室穴の祖母が解いた灰縄の難題 — 北橘町小室(姥子坂)
- 一谷を求めた赤城の神の不和 — 北橘町小室
- 鶏に負けた榛名の神のもっこ — 上白井
- 上州伊香保・海尊伝授の下駄灸 — 伊香保町伊香保
- 双林寺の七不思議の繋榧 — (双林寺)
- 寺の坊さんを玄関まで送ったお犬様
- 息を引き取る刻に臼へ寄った猫 — 北橘町下南室
- 猫の死を諭した翌日に起きた事故 — 渋川
- 死んだ子猫に添い寝し続けた親猫
- くるみの靴を履かされた猫
- 線路に大の字で汽車を止めた狸
- 一本松の坂をのぼってきた娘 — (一本松)
- 冷遇された看護婦の人魂
- 叩けば消えるという人魂の俗信
- 病人の鼻から出入りする蛇のような魂
- 二歳子を犠牲にした伊香保の湯 — 伊香保町伊香保(伊香保温泉)
- 子持大明神の足跡が残る神石 — (子持山)
- 二歳子を犠牲にした伊香保の湯 — 伊香保町伊香保(伊香保温泉)
- 軽石とバラを投げ合った榛名と赤城 — 北牧
- 背中に降ってきた青大将の糞
- 首を切られた大蛇を石に刻んだ屋敷神
- 山口神社の蛇を皆殺しにした奉公人
- つるべの青大将とお諏訪様 — 井頭
- 道普請の穴で序列どおり固まる蛇 — (おにが島)
- 蛇のいた頃に残った家の金