群馬・三隣亡を祀る家
どんな伝承か
昭和二十二年、朝日新聞「聲」欄への投書に記された話。凶日とされる「三隣亡」を、三隣が滅んでも自分ひとりが栄えればよいとして逆に祀る者が群馬県渋川町に現れた。これに反発した近隣の人々が石塔を並べ立て、この迷信への防衛の陣を敷いたという珍事が、当時の新聞「青鉛筆」欄で伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の俗信 2――俗信と迷信(文部省迷信調査協議会・日本の俗信・昭和(1949-52))
文部省迷信調査協議会『日本の俗信2―俗信と迷信』(昭和24-27年)。シリーズ第二巻で、迷信の理論的考察と各論を収める。