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渋川の忌地の数々

所在地群馬県渋川市
年代不明
登場
出典渋川市誌 民俗編

どんな伝承か

渋川市域には、耕作するとたたりがあるとされる忌地が各所にあった。観音田・死田・山伏田・葬礼田・比丘尼田などがその代表で、ほかにも名のない忌地が伝えられている。忌地が生じた経緯は一概には言えないが、多くはもと聖地であった土地や、祭場であった土地だという。渋川市内のものは、かつて塚であったり観音や山伏にゆかりの名がついていたり、馬頭様の跡地であったりした事情がいくらか推測できる。水垢離をとる精進場も、渋川市南部から吉岡村、榛東村にかけて集落ごとに設けられ、御岳行者の影響を受けた行場となっていた。村人がこぞってここで垢離をとり、榛名山へ盆迎えに出かけたことは、民俗信仰の名残を示している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

渋川市誌 民俗編(市史編纂シリーズ・1980年代-1990年代推定)

本書は群馬県渋川市の民俗編として、地域に根ざした信仰体系と死生観を記録した資料である。民間信仰と俗信を既成宗教以前の下部構造と位置付けた上で、死の前兆(人魂現象、予知)、生死の境での異世界体験、死後の蘇生・生き返り、転生輪廻などの多様な事例を収集している。特に行幸田地区では生き返り事例が集中し、地域固有の信仰と関連する可能性が高い。

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