松太郎の娘お照が生まれて三日目
どんな伝承か
松太郎の妻が女の子を安産すると、天満宮の神が「お照」と名付けた。生まれて三日目、座敷の床の間で物音がしたので見に行くと、小さな八足机の上に萌黄の風呂敷包みが置かれていた。開けてみると、赤地に梅鉢の金紋を織り込んだ緋錦の産衣が入っており、神の指示でこれをお照に着せた。風呂敷を元の机に戻して御礼を述べていると、扉がキイと鳴り、気づくと風呂敷は跡形もなく消えていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)