松太郎の幽冥通いを疑った京都吉田家の役人が来訪し
どんな伝承か
松太郎の幽冥通いを疑った京都吉田家から、式部という役人が家来二人を連れて大阪の恒原家を訪ねてきた。式部が「戸の開かない天満宮の社があるそうだが、廿四、五日以外は開かないというのは本当か」と尋ね、自ら腹立ちまぎれに戸を開けようとすると、キイと鳴って半分ほど開いた。「ほら、開かないことはないだろう」と言い放った途端、キイ、カチンと大きな音を立てて元通りに閉まり、式部は驚いて一間ほど後ろへ飛び退いたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)