幽冥通いを検分しに来た役人三人が松太郎の腰に鈴をつけて随行し…
どんな伝承か
京都吉田家の役人三人が、松太郎の幽冥通いを検分しようと、腰に鈴をつけて松太郎に随行し天満宮へ向かった。ところが天満宮の階段前まで来ると、鈴の音はするのに松太郎の姿がまったく見えなくなった。拝殿を通り本社の御戸の前まで行っても姿は見えず、御神前に呼ばれた神主の返事にも人の姿は現れない。やがて御扉が開き「松太郎、是へ通れ」の声とともに再び鈴が鳴り出し、役人たちは幽冥の不思議を疑えなくなったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)