人が大病で死ぬ時は伊勢から霊迎えの神が来て
どんな伝承か
恒原松太郎によれば、人が大病で死にかけると、伊勢の皇大神宮から霊迎えの神が産土神のもとへやって来るという。人の魂は天照大神の分霊であるため、気枯れたそれを取り返しに来るのだとされ、まず産土神へ持ち帰って三日から七日ほど清め祓ったのち、伊勢へ持ち帰るという。その間、産土神や黒住宗忠の神が「私の弟子として誠を勤めさせるので許してほしい」と力を尽くして頼むと、三日、五日、七日と寿命が延ばされることもあるとされる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)