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木下村の長土薩囃し

所在地長野県上伊那郡箕輪町木下
年代慶応3年10月28日〜
登場平田門国学者、浪士ら
出典ええじゃないか

どんな伝承か

上伊那の木下村では、慶応三年十月二十八日に始まった降札が、十一月になって本格的なええじゃないかに入った。降札につづく祝宴は前代未聞の事共也、とするほどであった。ここでも人々は踊りながら長土薩と囃したて、それへの期待をうたっており、大政奉還後の政情を受けて、討幕派につらなる平田門の国学者や浪士たちがこの騒ぎに関係していたことが推測される。近隣では福与村で吉兆を喜ぶ性格から逸脱した便乗的な人首降下があり、南小河内村では村方一同の祭りとして行われた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔・1970年代~1980年代(推定))

本書は幕末維新期の慶応3~4年(1867~1868年)に東海地方から四国地方にかけて流行した「ええじゃないか」という民衆運動を詳細に記録した研究書である。神社仏閣の札が降下する「お札降り」現象を契機として、老若男女が「ええじゃないか」と囃しながら踊り狂い、祝宴を催す集団心理現象が急速に波及した。

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