才一郎が神の命で断食し
どんな伝承か
名古屋の柳田家に滞在していた沢井才一郎は、神の命により慶応三年十二月朔日から断食に入った。かつて七日間の断食修行をした経験のある芙美山老禅師は、水を絶って三日目は特にこたえるはずだと語ったが、才一郎は三日水一滴も飲まずして腹の具合も歩行も普段と変わりなかった。芙美山はこれに大いに驚き、「全く神のご守護によるもので、もはや凡人ではない」と評したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)