天狗界の首領三尺坊が人家に来臨する夜
どんな伝承か
名古屋の柳田家では、天狗界の首領・三尺坊が来臨するという夜、家中の提灯をすべて消すよう申し付けられていた。ところが向かいの家である中島屋の提灯一つだけが消し忘れられており、それが誰も触れていないのにくるくると三、四度も上下に舞って落ちた。翌朝あらためて見ると、蠟燭は二本とも折れていたといい、この場に居合わせた者たちは皆驚き恐れたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)