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九か村で営まれた御鍬百年祭の豊年歌

所在地愛知県岡崎市岩津町
年代慶応二年(1866)二月
登場各村の村役人、氏子
出典ええじゃないか始まる

どんな伝承か

一八六六年(慶応二)二月、三河の岡崎領では岩津村ほか九か村が寄って御鍬百年祭を営んだ。そこで歌われたのが「三百年之豊年シャ」「一束三把で五斗八升、搗いても剝いても五斗八升」といった囃しである。わずか一束三把の稲から五斗八升も穫れるという意味で、豊年を寿ぐ歌であった。同じ文句は明和の御鍬祭に発するもので、尾張・三河・遠江の一帯に広く流行していた。翌慶応三年の御札降りの祝祭でもこの歌が歌われており、当時の人々がその騒ぎを御鍬祭として受け取っていたことを示すという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか始まる(田村貞雄・現代(歴史研究))

歴史学者・田村貞雄による、1867年(慶応3)の民衆運動『ええじゃないか』の起源を三河地方の御札降りから検証した歴史研究『ええじゃないか始まる』。伊勢神宮などの御札(御祓)が空から降る『御札降り』を発端とするこの運動の最初期を、従来説より早い7月中旬の牟呂村(豊橋)に特定。神職の記録『留記』を分析し、慶応3年7月14日大西村での御札降り、子と妻の死、宮司森田光尋による『二夜三日正月』の決定と開始、各地への祭礼の波及を辿る。

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慶応二年

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