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宇治山田に降った御祓と大石

所在地三重県伊勢市
年代慶応3年10月上旬
登場町民ら
出典ええじゃないか

どんな伝承か

伊勢神宮の門前町である宇治山田では、十月の初めに宮川上の渡しへ豊受皇太神宮の御祓が降ったのを皮切りに、外宮側の山田から田中・川崎・船江・古市へ、さらに内宮側の宇治まで騒ぎが広がった。降ってきた物は皇太神宮、なかでも外宮の御祓や札が群を抜いて多く、次いで蛭子や大黒天が続き、貨幣や米穀、巻物・木馬・財布の類も混じったという。石が降った例もあり、古市町の油屋、二貫目もある「山の神」と記した石が落ちた妙見町、大石で屋根を壊された宇治町の山口家が記録されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔・1970年代~1980年代(推定))

本書は幕末維新期の慶応3~4年(1867~1868年)に東海地方から四国地方にかけて流行した「ええじゃないか」という民衆運動を詳細に記録した研究書である。神社仏閣の札が降下する「お札降り」現象を契機として、老若男女が「ええじゃないか」と囃しながら踊り狂い、祝宴を催す集団心理現象が急速に波及した。

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