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御油宿で8月4日にお札降りがあり

所在地愛知県豊川市御油
年代慶応3年(1867)8月4日〜約1か月後
登場城下の人々
出典松本市史 第2巻 歴史編2

どんな伝承か

お札降りの騒ぎは東海道沿いに東西へ広がった。西へ向かった流れでは、慶応三年八月四日に御油宿でお札降りがあり、それからおよそ一か月後、名古屋とその周辺でかなり広範な流行となった。城下をはじめ名古屋の騒ぎは激しく、当時からお札降り・ええじゃないかの名古屋発生説を生むほどであったという。名古屋からは東海道沿い、中山道沿い、また伊勢路へと伝播していき、いっそう広範な流行につながっていった。東へ向かった流れでは遠江で流行し、降札があると近くの神社へ参り、村中一同で酒宴をして俄踊りに熱狂した。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

松本市史 第2巻 歴史編2(松本市史・20世紀(地方史編纂))

本書は松本市史の一部として、慶応三年(1867年)に三河国で発生した「お札降り」現象が信州地方へ伝播した社会現象を詳細に記録している。天から降下する札を祝う「ええじゃないか」の騒動は、豊作祈願と世直しへの期待を背景に、仮装・変装した村民・町民による祝祭的な大騒動へと発展した。松本藩など地域の藩は「西洋流の業」として禁令を発令し鎮静化を図ったが、周辺地域では数日間の賑わいが継続した。

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