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一月七日に田へ降りる年神さん

所在地島根県出雲市大塚町
年代現代(正月)
登場家の者
出典島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの

どんな伝承か

大塚町の正月には、ふだんから家にいる神々の祀りとは別に、年神さんの祭りがある。年神さんは一月七日に田の中へ降りて来るといわれ、その日には柳を切ってきて、注連と、紙に包んだ米とを、畑と田の苗代のところへ供える。そして二株ウテバ二千石、三株ウテバ三千石と唱えて、その年の実りを願った。ウテバは置けばの意である。正月には屋内の神々にも、三宝に半紙を敷いて二重の供え餅を載せ、昆布や、米を包んだフクノウを添えて供えた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの(出雲市(編)・自治体史(民俗))

『島根県出雲市大塚町民俗調査報告書』所収の俗信・憑きもの・民間療法。出雲平野の大塚町に伝わる心意現象を採録する。カラスの鳴き声で天候を読むアレガラスの予兆、イチヂク・ビワを植えぬ・便所に南天を植える屋敷の禁忌、キツネに憑かれることを『サバラレル』という狐憑き、繁盛するゆえ嫉まれ村八分で結婚に難のあった憑きもの筋『キツネモチ』、着物の裾を結わいたり小豆を井戸に落とすものもらいの呪術的民間療法などを収める。

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