門前村の錦旗仮装行列
どんな伝承か
慶応四年(一八六八)四月ごろ、播磨・宍粟郡の門前村でも「ええじゃないか」の踊りが起こり、村人たちは錦の御旗を象った幟を立てて、鎮撫総督の仮装行列をした。これは御一新を喜ぶ村人たちの意志表示であったが、この騒ぎのために大庄屋や年寄は「差控」や「御叱り」の処分を受けたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
ええじゃないか(高木俊輔・1970年代~1980年代(推定))
本書は幕末維新期の慶応3~4年(1867~1868年)に東海地方から四国地方にかけて流行した「ええじゃないか」という民衆運動を詳細に記録した研究書である。神社仏閣の札が降下する「お札降り」現象を契機として、老若男女が「ええじゃないか」と囃しながら踊り狂い、祝宴を催す集団心理現象が急速に波及した。