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兵庫津を彩った伊勢道中の出し物

所在地兵庫県神戸市兵庫区切戸町
年代慶応3年12月10日頃
登場町方の人びと
出典ええじゃないか

どんな伝承か

尼崎や西宮、灘目の村々を経てきた波は、十一月十五日に兵庫津へ届き、札が降って踊りが起こった。切戸町では十五日ごろから神仏の札や経文、金銭までが降り、受けた家は店先にこれを祀って門口に笹を立て、注連縄を張ったという。老若男女が踊り出し、町ごとの屋台や揃いの衣裳は京坂に勝るとも言われた。十二月十日ごろの「伊勢道中」では参宮道中の仮装が出て、「草津の姥ヶ茶屋」では赤前垂だけの娘が名物のあんころ餅を配り、大工町と新町は「岩戸うつし」、木戸と木場町は「六歌仙」を趣向として評判をとった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔・1970年代~1980年代(推定))

本書は幕末維新期の慶応3~4年(1867~1868年)に東海地方から四国地方にかけて流行した「ええじゃないか」という民衆運動を詳細に記録した研究書である。神社仏閣の札が降下する「お札降り」現象を契機として、老若男女が「ええじゃないか」と囃しながら踊り狂い、祝宴を催す集団心理現象が急速に波及した。

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御札降り仮装注連縄

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