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那賀町穴伏名出家の降札

所在地和歌山県紀の川市穴伏
年代慶応3年(月日不詳)
登場名出家
出典ええじゃないか

どんな伝承か

紀ノ川上流地方の那賀郡では、粉河のほか、月日不詳ながら那賀町穴伏にも降札があった。人びとは木の鉋屑を赤白に染めて四手にし、それを振りながら降札のあった家へ駆けつけ、供物をして幟を立て、踊り込んだ。その家では群衆が踊り込んでくると酒をすすめて振舞ったという。名出家ではこのときの入用として、白米十俵余・酒八丁・大豆八斗・こうのもの・いもたくさん・こんにゃく二荷を記録している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔・1970年代~1980年代(推定))

本書は幕末維新期の慶応3~4年(1867~1868年)に東海地方から四国地方にかけて流行した「ええじゃないか」という民衆運動を詳細に記録した研究書である。神社仏閣の札が降下する「お札降り」現象を契機として、老若男女が「ええじゃないか」と囃しながら踊り狂い、祝宴を催す集団心理現象が急速に波及した。

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