田中町富士の巻狩山車
どんな伝承か
山田で催された二回にわたる「惣参宮」の後、山車の競演が行われ、なかでも好評だったのが田中町中世古の出した「富士の巻狩」であった。御師春木太夫を中心に、右大将源頼朝以下二百余人の武士や、猪・狸・狐・鹿・兎などに扮した者を合わせ総勢三百五十人という大行列だったという。同町はさらに二回目の御礼参りには御殿女中の大行列も出した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
ええじゃないか(高木俊輔・1970年代~1980年代(推定))
本書は幕末維新期の慶応3~4年(1867~1868年)に東海地方から四国地方にかけて流行した「ええじゃないか」という民衆運動を詳細に記録した研究書である。神社仏閣の札が降下する「お札降り」現象を契機として、老若男女が「ええじゃないか」と囃しながら踊り狂い、祝宴を催す集団心理現象が急速に波及した。