四歳で長男槌衛を失った片岡夫妻が金神信仰に入り
どんな伝承か
片岡次郎四郎の語りによる。四歳の長男槌衛を病で失った片岡は、慶応年間から月々欠かさず備中大谷の金光様に参り、慶応四年四月二日には中井の大森うめの供をして初めて金光大神に会い、教えを授かった。明治五年一月からは自ら神意を伺うことができるようになり、その翌年の正月二日に参拝した折には神からじかに神宣を賜った。そして去る九月八日、かねての御神示のとおり、槌衛を失ってから八年目に夫婦の間に丈夫な男の子を授かり、父をはじめ一家一同が大喜びしていると、才崎の自家のことを語った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)