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岡山市・)

所在地岡山県岡山市東区宝伝東宝伝
年代昭和二十九年
登場坂江守夫、折原淳子、折原啓太郎、小野義信、前川善作、中学校校医・調査者、前生記憶を語った少女、淳子の父・事業家、前世の父、仙養ヶ原の牛小屋の農家
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

岡山県西大寺市東宝伝の話。中学校校医の坂江守夫は内科医だが、催眠療法で登校拒否や学習不振の生徒の原因究明を行っていた。東宝伝に住む事業家折原啓太郎の三女淳子(十三)の前生記憶に驚嘆したという。淳子は十五年前、東京都深大寺近くの小野家の娘で菊子といい、五歳の時に母はま子が肺結核で死に、自分も間もなく同じ病で死んだ。魂は体を焼かれるのを見るのが嫌で宙を飛び、広島県神石郡油木町仙養ヶ原の農家に迷い込んで牛小屋の子牛ジロベーと暮らし、やがて岡山の折原家へ生まれ変わったという。淳子の体の三か所のホクロには斧・琴・菊の字が浮かんでいた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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