笠井家では約十七年間に姉二人・弟三人ら七名の家族が次々と死去し
どんな伝承か
笠井吉夫の手記による。上道郡富山村大字福泊の笠井家では、明治四年に十五歳で四十六歳の父を瞬時に失ったのを最後に、それより遡る十七年の間に七名の家族が次々と死んでいった。しかもその多くが頓死であった。兄弟九人のうち姉が二人、弟が三人、合わせて五人が死去し、そのうち姉の一人が十七歳で死んだのを除き、残る四人は皆五歳以下で夭折した。十七年間に七人といえば平均二年五か月ごとに一人ずつ欠けた勘定で、世間からも「笠井の家にはどうしてあんなに夭死が絶えんのじゃろう」と評判されたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)