曽手のカラダミ本義
どんな伝承か
旗鉾の枝村といわれた曽手で、田和よしがカラダミの本義と思われる解釈を語った。仕事の忙しい時に死人が出ると簡単に送って埋葬し、数日あるいは一、二か月後にちゃんとした葬儀をするのをカラダミといい、普通の葬儀はカラダミとは言わないという。簡単に埋葬するといっても、親類の者ばかりでなく組の衆も来るし、寺も来るが、花などの飾り物をととのえず、食事も出さない。後の本葬では棺や輿のようなものは使わず位牌を飾るだけで、家で行い、ノヅトメはしないという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の行方(最上孝敬・最上孝敬・葬送民俗・昭和(民俗学))
民俗学者・最上孝敬『霊魂の行方』。日本各地の葬送習俗を実地調査し、死者の霊魂がどこへ行きどう処理されるかを論じた葬送民俗研究の集成。