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鷲の育て子 その2

所在地香川県東かがわ市川股
年代伝承
登場坂東くまお、太郎作、良弁、語り手、伝承者、鷲にさらわれた子、奈良の和尚となった太郎作
出典新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説

どんな伝承か

子のない者が神に願って授かった子を太郎作といった。六つのとき鷲にさらわれ、どこを捜しても分からない。西国をまわり、近江の国まで来たとき、奈良で立派な和尚になっていると聞いた。祖父は子が居なくなったと聞いて死に、祖母は一人、弁当を持ってあわれな姿で寺を訪ねたが、乞食のような者を和尚に会わせられないと断られた。良弁和尚は毎朝、幼い自分が鷲にくわえられて止まっていた杉を眺め、母を尋ねる貼り紙をしていた。母はそれを見て訪ね、ついに親子は対面できたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))

香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。

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