トップ新潟県の伝承柏崎市

越後への旅で神隠しにあった武士

所在地新潟県柏崎市西山町石地
年代享保三年(約210年前)
登場奥州の武士
出典變態心理と犯罪

どんな伝承か

『北越奇談』にある話。享保三年亥年、奥州の武士某が越後の柏崎へ赴く途中、石地の駅で馬を継ぎ、馬方を半丁ほど従えて駅の町まで出たと見えたが、急に行方が分からなくなった。馬方は柏崎の駅の椎谷という所の問屋まで訪ねたが、荷物の主が来ないと言って受け取ってもらえず、石地の問屋に申し出て、町役から柏崎の陣屋へ訴えた。四方を探しても見つからず、死んだものとして荷物は郷里へ送り返された。ところが半年ほど過ぎて武士は突然国へ帰り、石地の町外れで山伏と出会い、路もない幽谷を鳥のように飛んで金閣玉楼に至り、日光だと教えられて拝もうとすると、夢が醒めるように故郷の野原に出たと語ったという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

變態心理と犯罪(中村古峽・大正10年代~昭和初期(推定1920年代))

二重人格の諸事例(變態心理と犯罪)/アンセル・ボーン/フェリダの交替人格/変態心理と犯罪/催眠と記憶障害/憑依とされた病理の科学的説明

種別から探す

神隠し山伏失踪北越奇談

柏崎市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『變態心理と犯罪』の伝承