予兆――出生・婚姻・死
どんな伝承か
柏崎地方には人の生死や縁談にまつわる予兆の俗信が伝わる。鳥の鳴き声がよいと子が生まれる、酉の日の結婚や友引の祝言はよいとされる一方、カラスが悪く鳴く、犬が毎晩家の前で吠える、流れ星を三つ見るなどは身内の死の前触れとされた。杓子をなめたりつまみ食いをすると婚期が遅れる、木が枯れるとそれを植えた人が死ぬなど、暮らしの中の小さな出来事に人生の節目を重ねた俗信が全五十一項目まとめられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。