爆弾投下の衝撃と母の急逝
どんな伝承か
昭和十三年四月、芸術座は宝塚中劇場に出演中だった。東京の母は風邪から急性肺炎を起こし三日ほどで急逝したが、当人は爆撃も知らぬ時世に、明け方近く爆弾を受けたような衝撃でふと目覚めた。その昼「母危篤」の電報が届き、続いて「危篤」の報とともに東京へ電話すると、母はすでに息を引き取っており、まさにその衝撃を受けた時刻が臨終の時であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。