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絵の鶏が歌う話

所在地香川県東かがわ市
年代伝承
登場細川ツネ子、語り手、伝承者
出典新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説

どんな伝承か

千石船の船頭が、千石の米を積んである旅館に泊まった。その旅館の襖には大きな鶏の絵が描いてあり、主人は、この鶏は庚申さんの夜に歌うのだと言った。船頭は絵が歌うはずはないと言い切り、賭けをすることになった。歌えば千石の荷を渡す、歌わなければ主人から千石をもらうという約束で夜通し番をしていると、真夜中に襖の鶏が歌い始め、船頭は何もかも取られてしまった。知恵のある妻が取り返すと言って千石を積んで出かけ、賭ける前に襖の鶏の喉に針を突き込んでおいた。鶏は鳴かず、妻は千石を取り返して帰ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))

香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。

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庚申賭け

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