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童子丸

所在地香川県綾歌郡綾川町羽床上
年代伝承
登場秋山ツイノ、語り手、伝承者
出典新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説

どんな伝承か

昔、童子丸という子供がいた。母はなく、母からもらった頭巾を身につけていた。ある時、梅の木にとまった鳥が、困った時にはそれで何でも聞いた通りにせよと告げた。やがて殿が病になり、どんな薬も効かなかったが、童子丸の耳に、天使の薬がここにあるという声が聞こえた。それは梅の木に生えたはったけ(猿の腰掛)で、これを取って持って行くと殿の病は治り、多くの褒美をもらった。その秋は稲の穂が出ず、殿も年貢を取ることができずに無年貢となった。童子が一反に十三俵実るようにと言って植えると、その通りに実り、五反の田から多くの米が取れて財産ができたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))

香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。

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頭巾

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