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憑きものによる社会緊張――憑きもの筋自身の態度

所在地島根県出雲市平田町塩津
年代伝承・近世〜昭和(民俗調査)
登場石塚尊俊、和泉林市郎、権太郎、定六、憑きもの筋の人々、元庄屋(縁切状の所蔵者)、邪気がついたとされた人物、女房が憑かれたとされた人物
出典日本の憑きもの――俗信は今も生きている

どんな伝承か

憑きもの筋とされる人々の、そうでない人々に対する態度には三通りあるという。ひた隠しに隠そうとする態度、しかたなく自認する態度、堂々とこれを示す態度である。出雲平田市塩津町の元庄屋・和泉林市郎氏方には一つの縁切状の写しが伝わる。宝暦九年卯七月九日付のもので、権太郎に邪気がつき、さらに定六の女房にも憑いたため、狐を所持する家として村役人・年寄立会いのもと親類一族との縁切りが取り決められた次第を記す。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の憑きもの――俗信は今も生きている(石塚尊俊・石塚尊俊・民俗学・昭和(民俗調査))

民俗学者・石塚尊俊『日本の憑きもの―俗信は今も生きている』。日本各地の憑きもの俗信を実地調査と文献で体系化した研究の決定版。

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