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賀茂忠行の子・保憲の鬼神視

所在地京都府京都市
年代平安期
登場陰陽師賀茂忠行、子の保憲
出典動物妖怪譚

どんな伝承か

今昔物語による。陰陽師・賀茂忠行は、道にかけて古今に肩を並べる者なく、公私に重んじられた。ある人が忠行に祓をさせたので、忠行は十歳ばかりの子・保憲を車に乗せて連れて行き、祓殿で祓を行なった。帰りの車中で保憲が父に告げるには、祓の所で、怖ろしげな者や人形のような者が二三十人ほど現れて並び居り、供えた物を取り食い、造り置いた船・車・馬などに乗って散り散りに帰って行った、という。忠行はこれを聞き、幼くして鬼神を見るこの子を非凡と認め、我が道の限りを残さず心をこめて教えたと伝える。保憲は後に陰陽の道に並ぶ者なき者となった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

動物妖怪譚(日野巌・日野巌・動物妖怪譚・大正・昭和初期)

博物学者・日野巌の古典的妖怪研究『動物妖怪譚』の前半(總論〜多爾具久)。

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