小便に出た才一郎が屋根の上の金光の物(黄金の大黒天かと)を見…
どんな伝承か
慶応三年十月十三日の夜、名古屋大曾根に住む沢井才一郎は、小便に出た際に大屋根の上で金色に光るものを見つけ、確かめようと高塀に登った。そのまま知らぬ間に大屋根から空中へ舞い上がり、左右の手を一人ずつ持たれ、後ろから腰を押されるようにして飛んだという。耳がちぎれるかと思うほどの音とともに月や星が大きく見え、気がつくと秋葉山の御神前の石の上に降りていたと語った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)