浜松傘屋・鍛冶町の鳥が運ぶお札
どんな伝承か
夏目千尋の所蔵する記録によれば、浜松の平田町にある傘屋へお祓いの札が降った。旅籠町からそれを見つけた人々が跡を追って来たが、亭主は傘仕事をしていて気づかず、外から知らされて生杉の上に降りているのを見つけたという。同じ浜松の鍛冶町では、鳥が札をくわえて降りて来るのを見たが、また別の家へ行ってしまったとある。板屋町の足袋源では、降った札を鋏で切った報いか、そのときから家内三人が厄病を患い、改めて散財して病難を免れたと記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定))
霊界からの賞罰覿面(日本神異見聞伝)/天狗・竜神の憑依と霊界通信/神霊による人生指導/神隠しと予言/各地の神異・霊異見聞