トップ静岡県の伝承浜松市

斬っても血の出ぬ女客の正体

所在地静岡県浜松市
年代慶長18年頃
登場吉見太郎左衛門、若い女とその乳母、碁友の医者坊主
出典日本の怪談(二)

どんな伝承か

碁友の医者坊主から、伴天連が子供を犬に変えたり車で空を飛んだりするという噂を聞いた太郎左衛門は、泊めている女客の正体を悟った。風のある夜、腰に刀を差して女客の部屋へ忍び入り、若い女の顔を斬りつけたが少しも血が出ず、女は静かに目を開けて太郎左衛門を見た。続けて乳母の首を斬っても同じく血は流れなかった。乳母は寝返りして、「その女はお前の奥方の魂だ」と告げると、三十前後の小柄な男の姿に変わり、それは取り逃がした入留満であった。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の怪談(二)(田中貢太郎・日本の怪談シリーズ・明治末~大正期(推定))

種別から探す

妖術切支丹怪異血が出ない遠州

浜松市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本の怪談(二)』の伝承