急死した染物屋の主人正左衛門に代わり弟子が自らの魂を移して主…
どんな伝承か
萩の染物屋・養三郎に仕える正左衛門は、故郷の母が庄屋喜助とともに訪ねてくる矢先に急死してしまった。悲しみに暮れた養三郎は、自らの魂を正左衛門の亡骸に移し替え、代わりに自分が死んだふりをして母を迎えることにした。訪ねてきた母は正左衛門になりすました養三郎に着物を仕立てて着せかけ「ぴったりだ」と喜んだが、仕立てた着物が左前に着られていたことから、目の前にいるのが本当の我が子ではないと気づいたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私は幽霊を見た(東雅夫(編者)・昭和中期~後期(推定1970年代~1980年代))
私は幽霊を見た=怖い怪異体験(東雅夫編)/人魂・鬼火・狐火/機関車・電車の怪/各地の幽霊目撃談/不気味な怪音と怪異