田中河内介と香澄氏の偶遇
どんな伝承か
民俗学者・池田彌三郎は、田中河内介にまつわる不思議な話を書き記す。河内介の最期を語ろうとした者が語り終えぬうちに頓死したという言い伝えを気にかけつつ大阪の座摩神社に参拝し、京都でも河内介の出自を聞き、出石郡神美村香住の出であることを知る。ほどなく、名付け親を頼む見知らぬ人物から手紙が届き、その人の名は折口信夫が香住にちなんでつけた「香澄」だったという奇縁に驚いた。後日小豆島を訪ねたが、同名の座摩神社は見つからなかった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
私は幽霊を見た(東雅夫(編者)・昭和中期~後期(推定1970年代~1980年代))
私は幽霊を見た=怖い怪異体験(東雅夫編)/人魂・鬼火・狐火/機関車・電車の怪/各地の幽霊目撃談/不気味な怪音と怪異