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從五位の光り

所在地島根県松江市
年代明治
登場岡田屋善五郎、中山大納言、体験者、伝承者、松江藩主松平出羽守のお小人・体験者、善五郎を下僕に雇った公卿
出典幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵

どんな伝承か

明治維新の一二年前のこと、松江藩主松平出羽守の領民で、お小人を勤めていた岡田屋善五郎という者が、京都の松江の勤番所詰めになっていた。ある日、島原遊廓へ遊びに行き、番所の刻限に遅れて帰りかけたが、正直者ゆえ厳責を恐れてそのまま逐電し、京都で中山大納言方へ下僕として住み込んだ。勤勉ぶりを認められて禁裏御所の水汲みに推挙され、従五位を賜って一年ほど奉公したが、窮屈な御所暮らしに飽きて辞職し、山陰道を郷里の松江へ向かった。津山町のはずれで荒神の古木に小便をかけると蛇がそれを舐めた。松江に戻った善五郎が奥谷・西原方面の士屋敷で畑仕事に雇われると、行く先々で病人が出た。修験者は「位の高い人が来て位負けをして病気になった」と告げたという。

原典より

明治維新の一二年前のこと、松江藩主松平出羽守の領民で、お小人を勤めてゐた岡田屋善五郎と云ふのが、京都の松江の勤番所詰になつて、そこに寝泊りして勤めて居た。—— 幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵(岡田蒼溟・幽冥界研究・怪談・大正〜昭和(戦前)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵(岡田蒼溟・幽冥界研究・怪談・大正〜昭和(戦前))

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