大田区の伝承(88話)
- 対岸の岩棚に立つ革靴の男 — (多摩川の淵)
- 渡し守が祀った義興の地蔵 — (頓兵衛地蔵尊)
- 題目の座に割り込んだ大男の亡霊
- 山王病院の病室に現れた白い女 — (山王病院)
- 壁に現れた縁者の顔と的中した透視
- 小切手の在り処を当てたプランセット — 大森
- 手かざしに家を失った少女の一年 — 田園調布
- 墓の土でしか消えぬ掌の字 — 北糀谷
- 背に浄法院と読める白毛の牛 — 大森
- しゃっくりを止めた女中のプランセット — 大森
- 戦死を知らせに来る夫 — 千鳥
- 撃たれて死ぬ夢と俯瞰する魂
- 締め技で落ちて見た花の平原
- 写真に掌をかざす遠隔治療 — 蒲田
- ポケットから出てきた水晶珠
- 交霊会で踊りだした三体の人形
- ポケットから出た水晶珠の種
- ペガススの四辺形に現れた白色光点 — 池上
- レーダーで三つに割れた黒い円盤 — (東京国際空港)
- 東京湾上空をレーダーが捉えた夜 — 羽田(羽田空港)
- 羽田空港上空でF94を翻弄した球体 — 羽田空港
- 羽田空港からのダブ機空中観測 — 羽田空港
- 苦情に屈して戻った運勢暦 — (大田区民会館)
- 新田大明神の草を採った小僧 — 矢口(新田大明神)
- 洗足寺の門前に浮いた白い影 — 六郷(洗足寺)
- 竿の先の油揚げを奪う狐 — 久が原(おたふく山)
- 流れ着いた船材を祀る大森神社 — 大森(大森神社)
- 日蓮が袈裟を掛けた洗足池の松 — 南千束(洗足池)
- 日蓮が腰を掛けた洗足池の松 — 南千束(洗足池)
- 誰の鎧か定まらぬ八景坂の松 — 山王(鎧掛け松)
- 磐井神社に伝わる鈴石 — 大森北(磐井神社)
- 日蓮上人が足を洗った洗足池 — 南千束(洗足池)
- 少将を葬る女塚と女塚神社 — 西蒲田(女塚)
- 乳の出を授ける古川薬師 — 西六郷(古川薬師)
- 弘法大師が杵で彫った腹帯地蔵 — 鵜の木(光明寺)
- 新田義興を供養する頓兵衛地蔵 — 下丸子(頓兵衛地蔵)
- 夢告で病を治した黄楊地蔵 — 本羽田(黄楊地蔵)
- 主を救って殺された愛妾の塚 — 蒲田女塚(小将塚)
- 沈められた矢口の渡と義興の怨霊 — 矢口(新田神社)
- 羽田の事故が重なった魔の金曜日 — (羽田空港)
- η星の指す先で落ちた全日空機 — (羽田空港)
- 香港を発った機とη星の向き — (羽田空港)
- 小川に沈んでいた美しい娘 — 蒲田(女塚)
- 少将の局の怨霊と女塚 — (女塚神社)
- ホール調光室を下りる影 — 大森
- 密告した愛妾を葬った女塚 — (女塚)
- 夢のお告げで建てられた黄揚地蔵 — 羽田(黄揚地蔵)
- 自性院の銀杏で踊る猫たち — (自性院)
- 猫の祟りで踊り出した死人 — 嶺(正善寺)
- 船を導いて死んだ黒猫と毛の詰まった瓜 — 羽田
- 埋めた猫の眼から伸びた南瓜のつる
- 猫を殺した家の子に生えた毛
- 太ったと言われて絶食した猫
- 屋根の穴から仔猫を見守った猫の夫婦
- 猫のアウシュビッツと呼ばれた施設 — 城南島
- 蹴とばした狸が鳴らす腹鼓
- 雨と思えばドングリを揺する狸
- 尻尾で戸を叩いていた狸
- 汽車に化けた狸の最期
- 並木道に立っていた入道
- 宝幢院の墓地に出た一つ目の大坊主 — (宝幢院)
- 貉窪のムジナと夜の郊外電車 — 貉窪
- 狸汁の祟りで祀られたたぬ公神社 — (たぬ公神社)
- パーティの写真に写った浮遊霊
- 電信線に結んだ手紙の返事
- 柄杓で頭をつついた母の夢枕 — 東糀谷
- 父の死の時刻に家から出た人魂
- 妻を差し出して乞うた江戸重長の赦免 — 下丸子
- 切ると血が出ると言われたくぬぎ
- 金神様の欅を伐り七人が絶えた家
- 蛇を祀って松巳稲荷となった松 — (松巳稲荷)
- 多摩川土手の松のうろに眠る蛇 — (頓兵衛地蔵)
- 霧の日に樹影を映した厳正寺の大銀杏 — (厳正寺)
- 東京湾の船を導いた六郷神社の大杉 — (六郷神社)
- 船に使うなら宮の木より寺の木
- 昼寝の娘の生き血を吸っていた蛇 — 西六郷一丁目
- 座った松の木が動き出す池 — (光明寺)
- 丸太と見て座った池の主の白蛇 — (光明寺)
- 嵐の倒木に乗って呑まれた人 — (洗足池)
- 大水に這い出す光明寺の池の主 — (光明寺)
- 洗足池へ輿入れした馬込の蛇 — 馬込(洗足池)
- 六郷神社のお使いひめとなった蛇 — (六郷神社)
- 一俵しか食べぬ行儀のよい家の主
- 小蛇殺しと真っ赤になった洗足池 — (洗足池)
- 本門寺へ捨てても帰る家の主 — (本門寺)
- 稲荷の家の大蛇と傾いた身代 — 蒲田
- 用水の蛇山、一匹一〇銭のマムシ捕り — (六郷神社)
- 鎌で咬み口を切り取るマムシの手当て