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尻尾で戸を叩いていた狸

所在地東京都大田区
年代現代
登場明治35年生男、中島千恵子、記録者
出典現代民話考 11 狸・むじな

どんな伝承か

東京都大田区の話。語り手の分家の家は山の上にあった。親父さんが遅く帰ってくる間、奥さんが一人で留守番をしていると、狸が奥さんの名を呼びながらトントンと戸をたたいたという。何度もそうされたので、そっと近寄ってガラッと戸を開けたところ、狸は後ろ向きになって尻尾で戸を叩いていた。不意に戸が開いたので、狸はそのまま家の中へ転がり込んできたという。狸はそういう悪さをするが、愛敬があったものだと語られた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代)

松谷みよ子『現代民話考 11 狸・むじな』を小話単位で全376話収録。狸・むじなにまつわる現代の民話・怪異譚(化かし・化け)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明372話・市区町村判明317話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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