トップ長野県の伝承栄村

所在地長野県下水内郡栄村大字堺
年代現代
登場山田貞作
出典現代民話考 11 狸・むじな

どんな伝承か

長野県下水内郡栄村堺の山田貞作の話。十七、八の頃から馬方をして、大赤沢から中ノ平、見倉、清水川原へ出る中津川東岸の細道を、馬を引いて歩いたものだ。ある日、三人で馬方に行き、夜遅くなってから馬を引いて上がってくると、対岸の上結束の方に提灯がぶらぶらと、木の上から下って見えた。その提灯が二つになり三つになり、だんだん増えてきて、そのうちにすすけたような提灯がぞろぞろと出てきた。「野郎、ムジナの畜生、だましゃがるぞ」と言って藪の方へ石をどんどん投げたところ、それで火は消えたという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代)

松谷みよ子『現代民話考 11 狸・むじな』を小話単位で全376話収録。狸・むじなにまつわる現代の民話・怪異譚(化かし・化け)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明372話・市区町村判明317話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

種別から探す

話例・2 狸火・狸のちょうちんムジナ馬方

栄村の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 11 狸・むじな』の伝承