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小赤沢(2)

所在地長野県下水内郡栄村小赤沢
年代現代
登場阿部瀧義
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

長野県下水内郡栄村小赤沢での話。上の家のばあちゃんが亡くなって七日になったので、タナオクリに如来様の掛軸を持って念仏に行った。念仏が終わり、仏壇の位牌の前で寝ていると、十一時頃だったか、亡くなったばあちゃんが枕元へ来て座り、こちらをのぞき込んでいる。何か言いたげな様子だが何も言わず、いつまでも行かずに見ている。兄に嫁が来ないのを心配していたので、そのことを言おうとしているのだなと思ったが、どう返してよいか分からない。仕方がないので南無阿弥陀仏と何回か念仏を唱えたところ、わっと消えてしまったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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