この地蔵に障ると瘧を病み
どんな伝承か
浜名郡伊佐見村古人見の瘧地蔵。この地蔵様に障ると瘧を病むといい、瘧を病む者はこの地蔵を縄で縛ると瘧が落ちると伝えられている。治った後には縄を解き、茄子を供えて祭るのがならわしである。土地の人は盆の十四日に精霊詣といって、早朝この地蔵に詣でるという。地蔵を縄で縛って病を落とすという型の、病気治しの信仰である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。