送り犬
どんな伝承か
上曽根から間門へ向かう道の、竜華院腰にさしかかると、きまって鼠が後を付いてきた。うす気味悪くなって立ち止まると、鼠もはたと止まる。歩き出すと、また後を付けてくる。そのまま家までたどり着き、半戸を開けて家の中へ入ってしまうと、鼠が後を付ける音は消えてしまうという。山犬が人を送る送り犬の話と並べて、境川村間門に語り伝えられてきた怪異である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。