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がいだが婆

所在地島根県松江市
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第11巻

どんな伝承か

松江家中に小池という家があった。この家の下男が広瀬へ使いに行き、遅くなって近道をすると、桧山の峠近くで藪陰に光るものが見えた。狼の眼であった。下男が脇差をかまえると眼は消えたが、まもなく狼は多くの仲間を呼び集めた。下男はそばの大木に登ったが、狼は次々に肩車をして伸び上がり、あと数尺のところまで迫る。一番上の狼が「小池の婆さんを呼んでこい」と叫び、やがて見知らぬ者が毛むくじゃらの手を伸ばしてきたので、脇差で切りつけると、狼たちは逃げ去ったと伝わる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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