琵琶の音に竜が泳いだ白鳥の弁天山
どんな伝承か
白鳥の弁天山へ登った琵琶法師が、弁天さんに捧げる曲を奏ではじめると、社のまわりを竜の影がゆらゆらと泳ぎまわった。またそのとき太鼓と笛の音が聞こえたと人が法師に告げると、法師は弁財天が感心してくださったのだと言って喜んだという。
原典より
たこが弁天さんの松の木で日向ぼこしていると、弁天さんの白蛇は海のものが山へはいあがってくるので腹が立ってたまらない。—— 新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))
香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。