瞽女橋
どんな伝承か
瞽女がそこを通ったとき、橋は丸木橋で、瞽女はすべって落ちた。村名主に知らせて葬るとき、懐からたくさんのお金が出てきた。そのお金で葬ってもまだお金が余ったので、余ったお金で石橋をつくったという。それでこの橋を瞽女橋と呼ぶ。向原で採集された水の伝説(橋の伝説)で、話者は舟久保寛(明治四五年生)、報告書には「西桂町にある橋の伝説」と注記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
向原の民俗 上――昔話・伝説・怪異(民俗調査報告 第9号・第10号・民俗調査報告・民俗調査報告)
『向原の民俗 上(民俗調査報告第9号・第10号)』第IX章口承文芸所収の昔話・伝説・怪異。山梨県南都留郡の向原・明見地区に伝わる口承を採録する。