福来博士が大阪箕面の自宅で乾板を手にし
どんな伝承か
霊能者の三田光一は各地で念写をやってのけた。大正六年八月二十日には長野県上諏訪町に招かれ、二千五百人の観衆と判事・検事の立会いのもとで乃木将軍と諏訪湖の風景を乾板に現わしたという。昭和六年六月二十四日には、月の裏面の写真を念写したと伝わる。この日、福来博士は当時住んでいた大阪の箕面の自宅で乾板を手にし、三田光一は遠く四十キロも離れた神戸の須磨の自宅に坐っていた。遠く離れた月の裏面を透視し、それを乾板に焼き付けさせたという。三田はネガ像だけでなくポジ像も念写し、時間をおいて前と同じ像を再び出す反復念写も行ったとされる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・昭和40年代(1960年代後半))
天狗は実在する=外川初次郎と天狗界/人魚の捕獲(カイ諸島)/日本列島のミステリー地帯/UMA・未確認生物/空中飛行と神隠し