高山近郊で子グマが民家へ駆け込む
どんな伝承か
平成二十六年九月、著者は岐阜県高山市清見町牧ヶ洞の国道158号で野生のクマを目撃した。ここは観光地の高山市街から西へ七、八キロしか離れておらず、近辺には人家もぽつぽつとある。午後遅く、高山から飛騨白川郷方面へ車を走らせていると、進行方向右手の道路わきを、車から逃げるように黒い動物が走っていた。初めは大型の犬かと思ったが、よく見たら真っ黒で太った子グマであった。そのクマは数秒後には、右手の農家らしい造りの家の方へ駆け込んでいったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
村の奇譚 ― 里の遺風(筒井功・民俗・地誌・現代)