和歌山に出現したライオン怪獣
どんな伝承か
いまから三〇年前、和歌山市の浪速岬で“ライオン”が出現したという事件が起こった。最初に目撃したのは、パトロール中の和歌山西署・新和歌浦駐在所勤務の巡査部長である。午後一時ごろ、海岸に近い雑木林に入っていくと、これまで見たこともない大きな動物が岩の上にゴロリと横になり、前足で口のまわりを猫のようにこすっていた。全体は薄茶色で尻尾が長く耳が小さく、雌のライオンかピューマそっくりだったという。大がかりな捜索でも姿は見つからず、三日後には一二〇キロ離れた京都府にも同様の怪獣が現れたと伝えられる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集