人魚の牙で作られたパイプ
どんな伝承か
山口県萩市の大島に住む山野久吉は、人魚の実在を裏づける唯一の証拠品を持っていると語られている。それは人魚の牙を削って作ったパイプで、復員するとき石鹸の中に隠して持ち帰ったものだという。本書はこれに先立って、南方の浜で人魚とも怪魚ともつかぬ生き物が獲れ、運ばれてきた肉を食べたという元兵士たちの証言を並べており、その締めくくりとして山野の持つパイプを挙げている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・昭和40年代(1960年代後半))
天狗は実在する=外川初次郎と天狗界/人魚の捕獲(カイ諸島)/日本列島のミステリー地帯/UMA・未確認生物/空中飛行と神隠し