全国各地の八百比丘尼伝説
どんな伝承か
福井県出身の読者から寄せられた手紙をきっかけに、著者は八百比丘尼伝説の広がりを調べた。『日本伝説大系』によれば伝説は南奥羽から北陸、中部、山陰まで百箇所以上に残るが、その大半が比丘尼の死亡地を若狭の小浜としている点が特異だという。伝説の骨子は、龍宮城で人魚の肉を盗み出した男の家で、それと知らず食べた娘が歳を取らなくなり、若狭の小浜に移り住んで八百年生き続けた、というものである。
原典より
あるご婦人からお便りを頂戴した。—— 黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代)